こんにちは。やっと赤と武士の研究が終わりました。今は鉄砲の研究をしてます。
今回は防衛でしたが、準備期間に陣を作れなかったので、あんまりやれることがありませんでした。
陣は、盟主城そばの北西1と、あとは近いところで北西4とか7とかに作ったんですが、北西1にしか出城が出なかった><
北西嫌われてましたね。わたしのお城にはべた陣なし。所領に2つばかり陣があっただけです。
というわけで、報告書これだけ。
合流は北西1で少し乗りました。
結果。
防Pあと2欲しかった!
さて、今回気づいたんですが、陣を作るために出撃する時、出陣確認画面で、
「陣取り出兵」ってなってるのに初めて気づきました。
ixaでは、「陣張り」で統一しているとばかり思ってました。
「陣を張る」という言い方は、ないわけではないですが、「陣を取る」の方が一般的だと思います。(陣取り合戦とか、どこそこに陣取る【ヂンドル】というときの陣取りですね。で、「陣を取る」が名詞化して「陣取り」になることはありますが、「陣を張る」が名詞化して「陣張り」という言い方にはならないような気がします。)
他には、陣をしく(敷・布)、とか、かまへる(構)といういい方や、簡単に「陣す」といういい方がありますが、これらも「張る」よりはよく使うような気がします。
そもそも陣というのは、戦闘隊形をとった部隊のことです。
陣形というときの陣ですね。
また、先陣とか後陣とかいうのもそうですね。今でも、攻撃陣とか守備陣とかいういい方があります。
もっとも、ixaにおける陣は、野戦陣地というか陣地構築物のことのようで、どちらかというと陣所(じんしょ)・陣小屋・陣屋・陣城に近いようですが。(ただ、これらの場合は、なおのこと「取る」と言うべきだと思います。)
攻撃の起点になるという意味では駐屯地のようでもありますが。
ixaの陣をみると、陣幕が張ってある陣地のように見えるので、「陣幕を張る」→「陣張り」となったのかもしれません。(これは冗談です。)
というわけで、陣を張るといういい方をちょっと調べてみました。
平治物語
大軍陣を張て、所々の門々をかたく守護しけるを事ともせず、
太平記
今此山を囲んで一陣を張しむる
陣の張様しどろにて、却て小勢に囲れぬべくぞ見へたりける。
赤坂へは阿曾弾正少弼を大将として、其勢八万余騎、先天王寺・住吉に陣を張る。
将門記
張陣相待將門
良兼調兵張陣(兵をととのへ陣をはる)
奥州後三年記
吉彦秀武、将軍に申やう、城の中かたくまもりて御方の軍すでになづみ侍にけり。そこばくのちからをつくすともやくあるまじ。しかじたゝかひをとゞめてたゞまきてまもりおとさん。粮食つきなば、さだめてをのづからおちなんといふ。軍をまきて陣をはりてたてをまく。二方は将軍これをまく。一方は義光これをまく。
以上のように、「陣を張る」といういい方がないわけではないですが、上の例を見ると、複数の部隊を展開させるという意味で使っているような気がしないでもないです。
「山を囲んで一陣を張しむる」は、一陣ですけど、山を包囲するように陣を取らせたということなので、包囲陣形ということですね。
「陣の張様しどろにて、却て小勢に囲れぬべくぞ見へたりける。」だと、陣の張り方がバラバラだったから、逆に小勢に囲まれそうに見えたというわけで、ちゃんと「張る」ということは、小勢に囲まれたりはしないように張ること、つまり突出部とかを包囲されたりしないように部隊を配置するということを「張る」というんでしょうね。
後三年記の用例は、そのものずばり、敵の城(たて)を包囲して降参してくるのを待つ際に、陣を張りて、館をまく、と言ってるわけです。
(将門記は漢文で書いてるので、漢文では張陣といういい方があるのかもしれません。ちなみに将門記では「取陣」と書くことはないです。たまたまかもしれませんが、もしかすると、これだと誰かの陣を取るという意味になっちゃうからかもしれません。日本語で陣を「とる」というのは、場所を占めるという意味で、「取」という漢字にそういう意味はないんだろうと思います。)
あと、「陣払ひ」という言葉がありますが、これは自分の陣を払う(撤収する)ことです。
人の陣を攻撃したり破壊したりすることではないので気をつけましょう。
以上です。
最近、里見八犬伝読んでます。全10巻なので長いですが、かなり面白いです♪
赤と鉄砲終わって騎馬鉄研究中ですw
以前うちのブログにもコメくださってましたよね、陣張りの件。
この一つ手前のところが『陣張り出陣』になってるんじゃなかったかな。
で、ここは陣取りって、合わせろやって感じですけどねw
バナナフィッシュ大人買い、いいなぁ(* ´ I`)~
うちもいつか買いたいと思いつつまだ買ってません><w
一気読みしたいーw
武士とかはやってないのかな?
バナナフィッシュは、昔読んだ時はゴルツィネ悪い奴だと思いましたが、今読んだらけっこういい人じゃんと思いました。
てかかわいそうw