里見八犬伝（岩波文庫全１０巻）を読んでたんですが、長くてちょっと飽きたので、４巻途中で中断してます。
で、頑張ってIxaをしてたかというとそうでもなくて、別の本とか読んでた。
まず、オルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』。すごい久しぶりの再読でしたが、だいぶ面白かったので、ちょっとまとまった解釈でも書こうかなと思ったんだけど、その前に、せっかくなので『知覚の扉』も読んどいた。これも再読。昔は、こっちのがおもしろいと思ってたんだけど、今回は新世界のがおもしろかった。
で、その次に、吉田秋生の『海街diary』を6巻大人買いして読んじゃった。
映画は見る気がないですが、すごい宣伝してるのでのせられちゃったかたちです。
これは、まあ、おもしろかったけど、少女マンガだなと思った。（線はまえよりちょっと太くなったけど。）
要するに、若いってことですね。
三女の千佳ちゃんが、おっさんっぽいアフロの店長と付き合ってるということで、おそろいのアフロにしたら、みんなに変態と言われたりして。いやいや、高校生（アッシュそっくり）とか、不倫医者とかより断然店長のがいいじゃんと思った。見た目で却下ってことなんでしょうか。わたしとしては、サッカーのコーチも、なんかガキっぽいので、店長が一押しです。
キャラとしても、千佳ちゃんがいちばんおもしろいと思うんだけど、彼女がメインのストーリーってないんだよね。やっぱり、少女マンガ的キャラじゃないと話が作れないんだろうなと思ったり。
シャチ姉は、最初のころはしっかりした人なんだろうと思ってたんだけど、彼女視点の話が出てきたら、実はかなりだめだめな人だったので、なんだよと思いました。心の中が見えると、少女マンガ的になっちゃうのかもしれません。
とはいえ、あそこのうちは、お父さんもお母さんも、だいぶな恋愛体質だったようなので、それを考えれば、シャチ姉はしっかりしてる方なのかもしれません。
あと、なんだかんだいってまだ30くらいなので、まだ乙女でもいいのかもしれない。
ひとつ謎だったのは、おばあちゃんがなくなった後、家の相続税はだれが払ったのかなということです。
法定相続人がお母さんしかいないようなので、6000万以上だと課税（今なら3600万）ですか。そんなにしない家だったのかな。
でも、固定資産税とかはあるでしょうから、それはお母さんが払ってるんだろうか。でもそのわりに、お母さんが家を売らない？って言ったとき、シャチ姉が、「あんたにそんなこという権利ない」とか言ってたような。どうなってんのかな。
非課税でお母さんが相続して、名義はお母さんたけど、固定資産税はシャチ姉が払ってるということかしら。
とにかく、バナナフィッシュよりかはおもしろかったです。
バナナフィッシュは、連載当時はそれなりにおもしろかったんですが、読み直してみたら、
「エイジがさらわれた！」「助けに行くぞ！」「アッシュが一人で行った！」「助けに行くぞ！」「またエイジが捕まった！」「また助けに行くぞ！」って感じで、ちょっとあほっぽいと思いました。（最初の大友絵のころはおもしろかった。）
で、昨日は休みだったので新世界の解釈を書こうかとも思ったんだけど、その前にちょっと、『ロミオとヂュリエトの悲劇』（岩波文庫）を読みました。
ロミヂュリは『新世界』でも引用されてるんだけど、すごく少女マンガ的話であります。
で、さらについでに、今日は、『好色五人女』（岩波文庫）を読んでます。これまたかなり少女マンガ的話であります。
というわけで、『すばらしい新世界』の解釈は、まだ書いてません。
ちょっとまとまった解釈をしようとは思うんだけど、先行論とかは調べずに、１週間くらいで書こうかなと思います。でも、週末にニューボーンベイべの甥っ子に会いに行くので、書けるかわかんないけど。
ところで、文庫の『すばらしい新世界』の訳は二つあって、講談社（旧）と光文社（新）ですが、もともと講談社のを持ってて、今回もそちらを読んだんだけど、アマゾンで見たら光文社の方がいいとみんな言ってたので買ってみたんだけど、ぱらぱら見た感じ、まあどっちでもいいかなと思いました。英語だったら、ネットでタダで読めます。
Brave New World
↑これとか。他にもあります。
ＰＤＦに落とすときの誤植があるやつもあるのでちょっと注意です。
さて、合戦ですが、上記のようなわけで、かなり適当でした。
防御機会はほぼなし。（初日に村防御を１回した。）
攻撃は、合流に何回かのせてもらった。
で、負け戦だったので、100位以内目指そうかとも思ったんですが、マンガ読んでて忘れちゃいました。
以上。んではまた。