先日ある人(初対面・社会人)と話してたら、高校生の時にスカイプが流行ってたけど、今やってる人っていないですよねみたいなことをいわれて、ちょっとなにそれ、あなた若いの?いくつなの?と聞いたら23歳とのことで、つまりはたった5~6年前の話だったわけですけど、わたしの場合はうちの人がアフリカとかヨーロッパとか行ってるときにスカイプで話してるので、今でもやってる人いるよと思いましたけど、ばかにされそうなので彼女には言いませんでした。やるといっても年に2回くらいだけだし。

わたしがスカイプを知ったのは、09年か10年にカザフスタンから来てる留学生から教えてもらったので、それまでは海外にいる人とはMSN メッセンジャーでチャットするくらいで、MSNメッセンジャーにも一応ビデオチャットはついてましたけど、そっちは性能がよくなかったのでほとんど使っていませんでした。留学生の場合は、国際電話をするとべらぼうに高いから、スカイプすごいということでみんな使っていたようでした。とはいえ、留学生の場合は、今でもスカイプ使ってるんじゃないかな?アフリカとかヨーロッパとかの人はけっこうまだやってるようなイメージです。

そのカザフスタンからの留学生とは、修論のネイティブチェックをやってあげてた関係で、彼女のハズ(日本についてきてプラプラしてた)も交えてわりとよく遊んでたんですけど、修論を提出して卒業式を待ってるときに東日本大震災があって、彼女のハズは彼女が修論を書いている最中に国で就職できたからといって一足先に帰ってて、彼女はそのときひとりだったので、おびえてないかなと思って何回か電話したんですけど通じなくて、地震の数日後につながったところ、大使館が飛行機を用意してくれたから国に帰るということで、ついては地震の時にそのまま飛び出してきてしまって鍵もかけてないから部屋に行って鍵を閉めておいてくれないかと頼まれました。で、行ってみたらほんとうにそのまま飛び出したみたいで、よっぽど怖かったんでしょうけど、どうやって東京まで行ったんですかね?よくわかりません。荷物については留学生友達に全部処分してもらったみたいでした。

それはさておき。

23歳の人にとっては、スカイプが懐かしのレトロテクノロジーなのかもしれませんが、わたしにとって懐かしいものというのはこういうやつのことです。

たまたま見つけた動画ですが、GATEWAY2000のP5-133というPCが起動するところです。
最初のHDDの音、BIOSが立ち上がったときのビープ音、OSが98なのは残念ですけど、20年ぶりにGATEWAYの起動音を聞くと、いやあ、たいへん懐かしいですね。というわけで、今日はわたしが今までに買ったパソコンの話をします。若い人にはまったく面白くない話でしょうけど。昔を懐かしむ話です。

パソコン前史

わたしが大学に入ったのは1991年で、つまりwindows3.1がリリースされた年ですけど、一年生の時にパソコンを持っている友達はたぶんいなかったと思います。(こっそり持ってたオタクな男子はいたかもしれませんが。)

一年生が取らなければならない全学共通の必修科目でプログラミングの授業があって、週一で電算実習室に行ってFORTRANを習ってましたけど、あれはパソコンというよりマイコンという感じでしたね。今では何も覚えていませんが、言われたとおりにプログラムを書いて、オセロゲームを作って、うまく動いたら単位がもらえるという授業でした。よくわかりませんが、91年当時でもFORTRAN77というのはだいぶ時代遅れだったんではないでしょうか。

わたしが一年生だった時には、まだレポートやら発表のレジュメやらはほとんどの人が手書きで書いていて、先輩の卒論なども半分以上手書きだったかと思います。わたしは文学部みたいなところにいましたから、勉強でコンピューターを使う必要はほぼなくて、必要なのはむしろワープロということで、大学2年の夏休み(1992)にバイトをたくさんして10万円でキャノワードというワープロを買いました。(学部の頃は民俗学の実習で調査をしたりしましたが、紙のカードを使ってデータ整理してましたね。KJ法みたいな感じ。)

たぶんこれではないですけど、だいたいこんなやつでした。取っ手が付いていて、手提げみたいにして持ち運べます。あと、キャノンだけあってインクジェットで印刷できるところが良かったです。インクリボンは高いし、感熱紙は日持ちしないのでコピーをとらないといけなくて面倒だったのです。(ちなみに、授業などで使う資料は、学生支援室にある青コピーでコピーしてました。建築関係とかで使ってたやつ。時間がたつと薄くなりますが、学生は無料で無制限だったのでよく使ってました。)

ちなみに、わたしの父はわたしが高校に入ったころに、12文字×3行くらいしか表示されないワープロを6万くらいで買って、けっこう長い文章を一本指タイピングで打っていました。3行しか表示されないと、考えながら書くのは無理なので、紙に手で原稿を書いてから清書マシンとして使っているだけでしたけど。

メーカーはたしか、カシオかブラザーだったような気がしますけど、よく覚えていません。

わたしのキャノワードは、それと比べるとだいぶ使い勝手がよくなっていて、液晶も40文字×20行ぐらい表示できたし、プリントアウトも他機種に比べて早くて、これで10万とはだいぶ安くなったものだと当時は思っていました。(80年代前半のワープロは、大きい画面のやつは50万くらいしたのです。)

キャノワードには、ランダムに出る単語を素早くタイピングして時間を測定できるというタイピング練習機能が付いていて、おもしろかったのでけっこう練習したのですが、ブライドタッチができるようになったのはキャノワードのおかげです。

記憶媒体はフロッピーディスクでしたけれど、ファイル形式がメーカーによって違うので、他社のワープロとの間に互換性がないのが今から思えば不便ですが、当時はそういうものだと思っていたので別に不便だとも思っていませんでした。ただ、内臓のメモリがいまいちだったので、FDにちゃんと記憶させておかないと、書いていた途中の文書が消えてしまうということはよくありました。

で、卒論はキャノワードで書いて、ファイルはフロッピーで残ってるんですが、今となっては読みだすことができません。テキストファイル化しておくこともできたような気がするんですが、やってなかったのでキャノワード用のファイルでしか残っていないんですね。そもそもFDドライブがないしw ハードコピーが1部ありますから、別にいいといえばいいんですけど。

1996~1999 GATEWAY2000 P5-100

で、阪神大震災と地下鉄サリン事件のあった95年春に卒業して、一年研究生をして、96年に大学院に入ったのですが、大学院にはオタクな人が多くて、マイコン時代からやってたような先輩がけっこういて、これからはパソコンができなきゃだめだといわれて、あと、下っ端の学生は先生のパソコンの世話をしないといけなかったので、わたしもパソコンを買うことにしたのですが、なにを買っていいかよくわからなかったので、物理をやってた友達に相談したら、GATEWAY2000を勧められて、その人は自作とかもしてた人だったんだけど、安いからということでGATEWAY2000 P5-100というパソコンを35万くらいで買いました。スペックはこんな感じ。昔はこれで安いと評判だったんですよ。

  • OS win95
  • CPU pentium100mHz
  • RAM 18MB
  • HDD 800MB(WesternDigital)
  • サウンドカード Sound Blaster
  • ビデオカード 忘れた


GATEWAYは、ホルスタインの模様が目印ですけど、マウスパッドと梱包されてた箱が牛模様なだけで、本体はただの白でした。この箱は不具合があった時に送り返すのに必要だから取っておかなければならなかったのですが、あまりに大きいので途中で捨ててしまいました。

←こんなのが残ってました。物持ちがいいですね。

迫力のフルタワーで70cmくらいあるのですが、中はすかすかです。PCIバス4つ、ISAバス3つ、IDEドライブベイが3つ(使ってるのは1つ)、前面のドライブベイが4+1(使ってるのはCD-ROMとハーフハイトのフロッピーの2つ)あります。

HDDが800mbってすごいですね。テラでいうと0.0008TBですね。こちらのページによると、1996年のHDD1GBあたりの値段は2万2千円だったそうですから、800MBでも結構高かったのです。
さすがに800Mではすぐにいっぱいになってしまった(CDとそんなに変わらないw)ので、次の年とその次の年に、HDDを1台づつ増設して計3台入れていました。HDDは毎年どんどん安くなっていったので、うれしくもあり、釈然としない感じもありでした。
最終的には、2GBくらいのHDDにOSを入れなおして使っていたと思います。

で、学校からEメールアカウントをもらってたかどうかは定かではないのですが、自分でASAHINETと契約して、メールは朝日ネットを使ってました。(おそらく、メールアカウントはもらっていたけど、アクセスポイントがないから学校のパソコンでないとメールが見られないということだったんじゃないかなと思います。)で、ASAHINETのパソコン通信をやっていました。あんまりよく覚えていないのですが、Tera Termでログインして、テーマ別にあるフォーラムに入って掲示板みたいなのに書き込むわけですけど、要するにクローズドの2chみたいなものですかね。登録してあるフォーラムに書き込みがあるとメールが来るようにもできました。
わたしは、アメフトの49ersの応援フォーラムとか、なんだかよくわからないサークルみたいなのにいくつか入っていました。

わたしの場合、基本的にパソコンで何をしていたかというと、ワープロとゲームでした。パソコンで最初にやったゲームは、光栄の信長の野望天翔記でした。その前の全国版と風雲録はSFCでやってました。天翔記以降は、天道まではぜんぶやりましたけど、さすがにそれ以降は買ってません。
他には、シムシティ2000、大戦略 for Windowsなどを延々とやってました。

あとは、ワープロはワードを使っていたのですが、最初の頃のマイクロソフトの日本語入力があまりにひどかったので、日本語入力だけはATOKを使っていました。で、古文を入力することが多かったので、ATOK用の旧仮名遣いで入力できる辞書を作ったりしてました。これはけっこうよくできていたので、人にあげたりもしました。今ではMSIMEもだいぶましになったので、さすがにもうATOKは使っていません。

そういえば、このころ電子版のEncyclopedia of Religion(1st ed.)が出て、この本は15冊もあるたいへんな辞典なんですけど、これを先生が買って持っていたので、今思えば違法コピーですけど、パソコンにコピーしてみんなで使ってました。それまではいちいち図書館に行って、関連するところを探してコピーをとっていたので、さすがパソコンは便利だと思いました。全文検索もできるし。

というわけで、97年にこのパソコンで修論を書いて、98年いっぱいはGATEWAYを使っていました。

1999~2002 EPSONDIRECT endeavor pro-500

その後、win98が出たのと、スペックがずっといいPCが安く売られるようになっていたのと、これが一番大きいんですがwin95の動作が不安定になってブルーバックが頻発するようになったことから、99年にEPSON DIRECTのミドルタワーのendeavorというパソコンを買いました。
スペックはたぶんこんな感じで、値段は12万くらいだったかとおもいます。

  • OS win98
  • CPU Pentium III 500MHz
  • RAM 64MB SDRAM
  • HDD 6.4GB HDD

で、買ってすぐにwin98SEが出たのでアップグレードしました。

このパソコンになってから、パソコン通信じゃなくてインターネットに繋がるようになったのですが、回線はまだダイヤルアップでした。たぶんISDNでもない。プロバイダはそのままASAHINETを使ってたんですが、ダイヤルアップだったのであんまりやってなくて、HPをちょっと作ってみたりしましたけど、なにがおもしろいんだかいまいちわからなかったです。ただ、HTMLの書き方だけは覚えました。
ネットでは、NFLのニュースとか見てましたが、動画なんかとんでもない話で、写真ですら一枚表示するのに何分もかかる状態だったので、常時接続になったらいくら時間がかかってもいいんだけど、そもそも常時接続だとスピードが速いからすぐ見終わっちゃってなんかくやしいとか思っていました。

このころは博士課程の後期で、バイトでホテルの夜勤をしてたんですけど、夜勤中にものを書くのにノートパソコンが欲しいと思って、COMPAQのPRESARIO1246というA4ノートを、99年の年末に、店頭展示品現品限り10万で買いました。

  • OS win98SE
  • CPU AMD K6-2 400MHz
  • RAM 32MB SDRAM(64Mに増設)
  • HDD 4.3GB HDD
  • PCカードスロット  TYPE II×1

わたしは2000年度で博士の5年(後期3年)だったのですが、当時うちの研究科では5年で博論を出した人はいなかったので、わたしとしても無理だろうなとは思っていたんですけど、ちょうどわたしの指導教官が2001年の3月で退官されることになっていたので、一応書くふりだけはしていたというわけです。

コンパックにはPCカードスロットがあって、今でもあるのかしらん?よくわかりませんが、LANとかはPCカードで使ってました。あと、USBが一つ付いてて便利だと思いました。

このころには、大学とは別に研究科でもLAN環境が整って、研究科のドメインからメールアカウントをもらえるようになっていたので、メールはそちらを使っていたかと思います。あと、自分のノートパソコンを学校にもっていくと、学校でLANに繋げるようになっていました。

2003~2006 DELL Dimension4500C

その後、2002年の12月に、DELLのDimension4500CというPCを買いました。このPCは、今までのタワー型と違いコンパクト型でした。

  • OS winXP
  • CPU Pentium4 / 1.7GHz
  • RAM 512MB SDRAM
  • HDD 80GB

このスペックで11万でした。
このマシンからDVDドライブが付くようになって、代わりにFDDがなくなりました。ただ、このPCに代えてすぐのころは、まだFDを使うこともあったので、USB接続のFDDを買ってつけてました。
また、このパソコンを買った頃から、わたしの住んでいる地域でYahooBBが出来るようになったので、ようやくダイヤルアップをやめてADSLになりました。つまり、ようやくわたしもネットゲームができる身分になったということですね。

コンパクトサイズなので、開けるとぎゅうぎゅうでした。

なんで買い換えたのか覚えていないのですが、2006年春に退学するまでこのパソコンを使っていたはずなので、3年半ほど使用していました。

2006~2011 DELL Dimension5100c

  • OS winXPSE
  • CPU pentium4 / 2.8GHz
  • RAM 1GB SDRAM
  • HDD 250GB

値段は10万ちょいだったと思います。
このパソコンは、熱排気に問題があったみたいで、最初の1年は普通に使えていたんですが、だんだんファンが吠えるようになって、動画とか見てても音が聞こえないくらいになりました。
さすがにおかしいと思って分解清掃したところ、どうも構造上排気があんまりうまくできていなかったようで、CPUとかHDDがやたら熱くなって壊れそうだったので、脇のカバーを外してHDDをプラスチックの籠に入れて、空いたスペースに巨大なファンを取り付けたところ、なんとか普通に使えるようになりました。

見た目がスタイリッシュというのが売りだったはずなんですが、常時脇が開いてて内臓HDDが外付けになってて、カッコ悪くなってしまいましたが、うるさいよりはましなので、その状態で5年ほど使ってました。

2007年から外貨とか株とかの取り引きを始めて、2008年に大損しましたけど、このマシンでやってたんですね。あと、2008年にはFC2でブログも書いてました。はやってましたから。(当時のブログはこちらに移植してあります。このブログと同様、ぜんぜん読者のいないブログでした。)

ゲームは、ネットでMMORPGとかをやってました。ワンダーキングとか。そんなにはまっていたわけではなかったですが、わりと暇だったので。
このマシンでは、3Dのゲームだと少々動きが重かったです。
IXAは、2011年の1月に始めましたので、最初はこのマシンでやっていたということですね。

2011~ HP Pavilion Slimline s5730jp/C

  • OS Win7
  • CPU AMD Athlon II X2 250 / 3 GHz
  • RAM 4GB
  • HDD 1.8TB

ようやく現在使っているPCになりましたが、これを注文したのは2011年の3月8日で、震災翌日の12日に到着する予定だったのですが、茨城でしたので、当然ながら届くわけもなく、みなさん大変でしょうからとおとなしく待ってたのですが、3週間たっても届かないのでヤマト運輸に問い合わせをしたところ、震災前後の荷物は全部発送元に送り返してあるということでしたので、HPにもっかい送ってくださいとメールをしたら、GWのころにようやく届きました。
値段は税込みで61,845円でした。安い。

で、去年win10にアップグレードして、今のところ特に不具合はないんですけど、32ビットマシンなので、そろそろ64ビットにしたいなと思っています。もう7年も使ったわけだし、そろそろ買い替えてもいいかなと。なにげに歴代最高齢になってましたね。

というわけで、歴代PCのスペックと値段の変遷です。

19961999200320062011
OSwin95win98winXPwinXPSEwin7
CPU100MHz500MHz1.7GHz2.8GHz3GHz
RAM18MB64MB512MB1GB4GB
HDD800MB6.4GB80GB250GB1.8TB
PRICE35M12M11M11M6M

当然ですが、最初のマシンと今のマシンの差がすごいですね。
CPUが30倍、RAMが222倍、HDDに至っては2250倍です。で、値段は1/6です。

1年あたりのコストでは、
GATEWAY → 116,666/y(実働3年)
EPSONDIRECT → 30,000/y(実働4年)
DELL D4500 → 31,000/y(実働3.5年)
DELL D5500 → 22,000/y(実働5年)
HP → 8,000/y(実働7.5年)
ですから、HPのコストパフォーマンスは素晴らしいですね。GATEWAYの15倍ほどです。
GATEWAYは1日あたり320円ですが、HPは21円です。

パソコンを使うようになってからの23年間でのマシン代金が750,000円(ノートは除く)なので、トータルでは1年あたり32,600円ですね。1日あたりだと89円ですか。高いのか安いのかわかりませんけど。

最初のGATEWAYが高すぎでしたね。昔なので仕方ないですけど。

ネットにつながってなかった頃は、パソコンの不調を直すのにもDOS/vマガジンとか見てやったりしてましたよね。

情報を仕入れるのとかでも、昔はとにかくコストがかかっていました。
なんにせよ、いちいち本とか雑誌とかを買わなきゃいけないとか。
古本を買うにしても、神田まで行って自分で探さないといけないとか。

それを思うと、便利な世の中になったものです。
子供の時にイメージしていた未来とは違いますけど、それでもやっぱり未来になったんだなと思います。

ではまた。

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