こんにちは。ようやく30になりましたけど、上級兵の研究がまだだし、兵もいないので、合戦はまだ不参加で。

キャプチャ
3戦終わってこんな感じ。

合成では、特駒姫に戦国下克上が付いた。
yatto
ようやく。松前さん15人ほど昇天。

他鯖でもついた。
いえい

めぼしいところは、こんなもん。

で、ixaさぼってなにしてたかというと、まず、30年ぶりくらいに、氷室冴子を読んだ。
コバルト四天王筆頭!筆頭かどうか知らないけど。わたしとしては筆頭w

氷室さんは、90年代なかごろから書いてなくて、2008年に若くしてお亡くなりになってしまったので、30歳以下の方はあんまり知らないかもしれない。

職場の27歳女子(人妻)に聞いてみたところ、
「『海が聞こえる』は好きだけど、氷室冴子は知らない」
とのこと。アニメだけ知ってるってことね。

27歳だと、1988年生まれとかだもんね。ソウルオリンピックか。わたしはそろそろコバルト卒業ってころですね。だいたい、ジャパネスクの後半が出てたころ。で、彼女が中学生になるころには、氷室さんもう書いてなかったってわけね。

ちなみに、やっぱり同じ職場のわたしと同い年の女子(人妻)に聞いたところ、
「もちろん読んでましたよ!両親が本を読まない人だったから、家にある本っていうと、わたしが買うコバルト文庫ばっかりだった。」
とのことで、ひとしきりコバルト談義をしてしまいました。彼女は正本ノンがいちばん好きだったんだって。

コバルト全盛期にはまってた世代って、おそらく、わたしたちよりかちょっと上の人たち(1965生まれくらい)から、いわゆるイチゴ世代のわたしたちがピークで、今の35歳くらいまでって感じでしょうか。そのあたりまでは、だいたいみんな、氷室冴子とか新井素子とか、一度ははまったことがあるんじゃないかなと思うんですが、どうでしょう?

さて、わたしは今回、「いもうと物語」→「いっぱしの女」→「なぎさボーイ」→「多恵子ガール」→「北里マドンナ」→「冴子の東京物語」→「海が聞こえる」→「海が聞こえるⅡ」→「シンデレラ迷宮」→「シンデレラミステリー」→「白い少女たち」と読みました。ほぼ一気読みです。
「いっぱしの女」と「東京物語」はエッセイです。「いもうと物語」は新潮文庫。「海が聞こえる1・2」はアニメージュでの連載(つまり少女小説ではない)。で、残りはコバルトです。

あと、「ざ・ちぇんじ」、「なんて素敵にジャパネスク」、「雑居時代」、「クララ白書1・2」、「アグネス白書1・2」、「蕨ヶ岡物語」、「少女小説家は死なない」、「恋する女たち」も買ってありますけど、まだ読んでない。こちらは全部コバルト。
中学生の頃は、「ざ・ちぇんじ」がいちばん好きだったと思う。

で、読んでみて、今でもたいへん面白かったんですが、「多恵子ガール」と「海が聞こえる」あたりについて、いささか思うことがあったので、布教もかねて、ちょっとなんか書いてみようかと思ったんですが、それと関連して、「海が聞こえる」の里伽子って「東京ラブストーリー」の赤名リカと似てない?って思って、とりあえずドラマの方を二日かかって全部見た。

これまたなつかしかったんだけど(特に髪形と服装が)、保奈美のリカは、わたしの覚えてたリカと全然違うキャラだった。どうも漫画の方のリカをおぼえていたようです。で、マンガの方を引っ張り出してきて読んだ。うん。そうそう。リカ切れてるね。リカと比べると、里伽子はただ子供っぽいだけだった。

で、マンガのほうの赤名リカは、「ティファニーで朝食を」のホリーとだいたい同じキャラですね。てか、アフリカだし。というわけで、「ティファニーで朝食を」も読んだ。昔の新潮文庫の方。こちらもたいへん久しぶり。高校生の頃にすごい好きで、英語で読んだりしたくらい好きでした。
キャラとしては、全体に、Hollyの方がリカより上です。ファザコンっぽいところは同じですが。
“Miss Holiday Golightly; Traveling.”だもんね。←これは、Hollyの名刺。

「ティファニーで」も、小説と映画とでは、ほぼ別人になってたよね。まあ、あれだ、やっぱり映画とかドラマにするには、あまり奔放なのはよろしくないというわけでしょう。一般受けが大事っていうか。あと、女優さんが嫌がるとかね。

というわけで、保奈美のリカは、なんだかすごい聞き分けのいい健気な子になってて、もちろんいちばん違うのは貞淑なところで、マンガ派のわたしとしては、「そんなの赤名リカの生きかたじゃない!」って突っ込みたかったけど、全盛期の保奈美はさすがにかわいかったので、別物として見ればまあいいかって。で、対比のためか、関口さん(有森也実)が、なんかすごいやな女っぽくなってて、ドラマだけ見てると、なんで保奈美じゃなくて有森がいいのか、ぜんぜんわかんなかった。とはいえ、いちばんかわいいのは千堂あきほだと思った。顔がね。とさかがすごくて、ちょっとけばいけど。

ドラマの東京ラブストーリーは、本放送の半年後くらいにやった再放送で見て、その時は大学一年だったんだけど、テレビのない友達が毎回うちに見に来てて、最後の方では滝のように号泣しちゃって、わたしはあんまり保奈美リカに同情的でなかったので、その子に「なんで泣かない?」って詰め寄られたりしましたけど、こっちとしては「なんで毎回泣く?」って思ってましたっけ。(当時はリアルでリカより年下だったので、いろいろ反発するところがあって、かわいいとは思えなかった。今見ると、ふつうにかわいいじゃんと思う。)

それはともかく。東京ラブストーリーを見て、マンガを読んで、「ティファニーで」を読んで、さすがにティファニーの映画は見なかったけど、そのあと、一日かかって、「あしたのジョー2」の14話と最後の方(ホセ・メンドーサとの試合前くらいから)を見ました。

なんで「あしたのジョー2」かというと、「なぎさボーイ」関連ですね。そのうち「なぎさボーイ」について書こうかと思うので、詳しくはふれませんが、要するに男の青春といえばあしたのジョーだろって話ですね。(なぎさくんはまだ男になってないってわけ。)
14話というのは、紀ちゃんがジョーとデートする回で、紀ちゃんが、
「わたし・・・、わたし、とてもついていけそうにない・・・」
っていう有名なセリフを言う回です。で、紀ちゃんはジョーをあきらめて、マンモスと付き合うことになるわけです。

ジョー的な青春は、男同士で完結してるので、女の子はお呼びじゃないホモ的世界ですが、もうちょっとふつうの男の子の場合、村上龍の69 sixty nineみたいな感じだなというわけで、次に69を読みました。これは軽いので一日かからないで読めました。

氷室冴子では、基本的にかわいい男の子しか出てきませんけど、実際の高校生男子って、69のケンとかアダマみたいなものだろうと思います。69もクドカンで映画化してるようですけど、さすがにこれは見てません。

というわけで、なんか書こうと思ったけれど、いろいろ読んでて忙しかったので、まだ書いてません。

なんてことを書いてたら、夜更かししちゃった。やばい。おやすみ♪

7 Comments on 30になって、氷室冴子を読んだ。

  1. 最近自分のブログ更新もできてなくて、こっちも読めてなかった……
    毎日寝落ちのへっぽこです。

    まさに氷室冴子どんぴしゃ世代ですが、
    コバルト系、実はあまり好きじゃなかったw
    どっちかって言うと朝日ソノラマ。
    もっと言う好きだったのはNONノベルという、
    大人ハードアクションバイオレンス(ついでにエロス)系(笑)
    中学生のころには竹島将とか平井和正とかにはまってたんだ。
    生頼さんの訃報を聞いて、よく読んでた本の表紙をかかれたので、
    懐かしく、さびしく思いました。
    脱線。
    氷室冴子は、漫画化された『なんて素敵にジャパネスク』『雑居時代』とか読んだ気がする……
    氷室さん、そういえばなくなられてたんですねぇ、いまさらながら思い出しましたが。。。
    何が書きたくてコメント書いたのかわからなくなってきた(笑)
    あー、東京ラブストーリーは、
    主題歌聴くと当時の片思いの記憶がよみがえります、ドラマ見てないのにw

    • 竹さんごぶさたです。
      NONノベルって。しぶすぎる。
      菊池秀行とかもそうだよね。

  2. 長くなったんで改行〜

    因みに自腹なしです(・Д・)ノ
    帯は編集さんが東大の教授に頼んで書いてもらいました。

    楽しみ半分、不安半分です。

    • 3000も2000も原価はそんな違わないから、3000にして定価を下げる方が一般的ですよね。
      自腹なしなら、問題なしじゃん。

  3. 少女小説家は死なないはうちにあった〜。
    結構笑えるよ(≧∇≦)

    そや小説家になるのが夢だったにゃー。SFっぽい話を書いて投稿して没った過去ありんす。

    色々あって来月コラム出版だよ。1600円だよ。

    • 助成金なしで本が出るってすごいね。
      1600円ってことは、初版3000くらいは出るのかな。
      学術関係本なんかだと、教科書採用とかのあてがないと、なかなか出してもらえなくて、著者買取500部とか言われちゃったりすることがよくありますが、そのへんはだいじょうぶでしょうか?
      とまれ、売れるといいですねえ。
      わたしも微力ながら協力いたします。

      • ぴった3000だよ。編集さんとわちは2000にしとこって弱気だったよ(笑

        予算の関係でカバーが無かったりするけど自腹はありません。
        予算の関係でイラストはおろか表紙まで自分が描いたけど(デザイナーさんがマトモに構築してくれました。)

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